イベントと大会

オリンピックと武道・格闘技

オリンピック種目としての武道・格闘技の現状をご紹介します。 オリンピック種目の武道・格闘技 オリンピックは「男性によっては、少なくとも75か国4大陸で、女性によって、少なくともは40か国3大陸で、広く行われている競技のみとする」という規定に沿って正式種目が決められます。 以下、2024年パリオリンピックで正式種目となった武道・格闘技です。 柔道 1964年の東京大会~ 空手 2020年(開催は2021年)の東京大会~ テコンドー 2000年のシドニー大会~ ボクシング 1904年のセントルイス大会~ レスリング 1896年のアテネ大会~ フェンシング 1896年のアテネ大会~ オリンピック競技ではないもの いくつかの武道や格闘技が正式種目になる一方でそうではない競技もあり、剣道、合気道などがその例として挙げられます。競技の普及率以外に考えられる理由をご紹介します。 競技連盟の承諾 例えば剣道は、「剣道は人間形成の道」という考えから競技性を高めるということに重きを置いていません。そのため日本剣道連盟がオリンピック競技にしたがらない、と言われています。その競技発祥国の連盟の承諾がなければ正式種目になるのは難しいでしょう。 明確な勝敗の判断 観客が勝敗を理解しづらいという点も、オリンピックという大会とは相性が良くありません。他の競技を見ると素人でもルールを知れば勝敗がわかりやすいものがほとんどです。 世界大会 オリンピックではなくても世界大会が開催されている競技はたくさんあります。気になる競技は積極的にチェックしてみましょう。そして、さらに競技の観戦を楽しむなら、優雅堂オンカジをおすすめします。初心者に優しいボーナスが充実していて評判もよく、何よりスポーツベットに対応しています。総合格闘技やボクシングも対象なので、格闘技の迫力とスポーツベットの興奮が一度に両方味わえます。

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RISE

キックボクシングの興行団体であり、キックボクシングの競技人口拡大にも取り組んでいるRISEクリエーション株式会社が主催するのが、こちらで紹介する「RISE」です。一大ブームを起こした「K-1」破産以降の(現在は別団体として復活)日本キックボクシング界を牽引した団体であり、そして世界的にも知られることとなったスーパースターを排出した団体でもあります。そうです、あの那須川天心は、この「RISE」から生み出され、育っていったのです。 那須川天心 幼少期から空手をおこなっていた那須川天心は、キックボクシングに転向し、その才能を開花させていきます。アマチュアで数多くの大会で優勝し実績を作った彼は、その強さ故にプロ転向後は相手がなかなか決まらない状態が続きます。しかしRISEのバンタム級王者に挑戦すると、あっさりと獲得。 その後は活動の場を他団体にも広げていき、RIZINにも参戦し総合格闘技も経験します。そして昨年、ボクシングへの転向を表明し、今年ついにキックボクシングでの最後の試合に、長年のライバル武尊との対戦が組まれることとなったのです。

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RIZIN

日本でもっともメジャーな格闘技イベントが、ここで紹介する「RIZIN」です。ただ、この「RIZIN」には、ボクシングのようにかっちりと決まったルールはありません。登場する選手同士の合意などで、柔軟にルールを変えることで、そのエンターテイメント性を最大化し、また武術家や幅広いジャンルの格闘家が参戦しやすくしているのです。だからこそ「RIZIN」は競技団体ではなく、あくまでイベントを指す名前なのです。 RIZIN最大のスター「朝倉兄弟」 そんな「RIZIN」で最大のスターとなったのが、誰あろう「朝倉兄弟」です。兄の未来、弟の海、どちらも素晴らしい格闘家であり、また大人気ユーチューバーでもあります。兄はフェザー級の中心選手として、弟はバンタム級の中心選手として、「RIZIN」というイベントを盛り上げ続けてます。 特に朝倉海は、名実ともに日本人最強といわれ、海外の格闘団体Bellatorでもチャンピオンだった堀口恭司にKO勝利し、格闘技に興味がない一般人にも大きな話題を呼びました。その後、リベンジマッチには敗北したものの、現在もバンタム級のトップコンテンダーの1人として虎視眈々とベルトを狙っています。